2.各種インストール
2-1.vSphereの各種カクシュコンポーネントインストール
2-1-1.vCenterServer
2-1-2.Windows2003 DNS
2-1-3.vSphereClient
2-1-4.ESX
2-1-5.ESXi
2-1-1.vCenterServer
2-1-1.vCenterServer(以下、vCS)インストール
1.メディア挿入
!コメント! 
自動起動(autorun.exe)が起動しない場合はファイル名を指定して実行より、「D:\autorun.exe」を実行
(D:\=CD or DVDメディアドライブ名と想定)
2.「vCenter Server」をクリック
3.日本語の選択
OKをクリック
 !コメント!
  次の画面が表示されるまで割りと時間が掛かる
4.次へをクリック
5.「使用許諾誓約書に同意します」を選択
次へをクリック
6.ユーザ名と組織名を入力
DefaultではWin2003インストール時の使用者が表示
ライセンスキーは評価モードのため空欄でOK
次へをクリック
7.Microsoft SQL Server 2005 Expressインスタンスをインストール(小規模の展開向け)を選択
次へをクリック
!コメント!
その他のDBを使用する場合は事前にインストールしておく必要有りなようです。
他のDBを使った検証は未実施のため詳細は未確認。
8.「システムアカウントの使用」を選択
次へをクリック
!コメント!
システムアカウント=Win2003のログイン時のユーザ名とパスワード
ここで登録するvCSサービスアカウントとは、後ほどvSphereClientからログインする際のユーザ名とパスワードになります。
9.次へをクリック
10.「スタンドアロンの〜」を選択
次へをクリック
11.次へをクリック
!コメント!
大きなお世話かもしれませんが、どの通信でどのポート番号を利用しているか?くらいは覚えておきましょう。
少なくてもpcapした際に「これ何の通信だっけ?」とならぬように。
12.インストールをクリック
!コメント!
ここから先は以下のような画面が表示され、かなり長時間待たされることになります。
実測値で18分程度掛かりました。なので、CoffeeBreakでもしてきちゃってください。
13.終了をクリック
14.はいをクリック
win2003をRebootします。
15.ここまででvCSのインストールは完了です。
2-1-2.Windows2003 DNSのインストール
!コメント1!
DNSサービスのインストールは任意です。
ただし、検証をしていく上で「IP到達性はあるのになぜか?うまく動作しない。」といったことが発生した際、
「名前解決を試みているのにDNSサーバから応答がないため正常動作しない」といったことに遭遇する場合があるため、
本構成においては「DNSサービスも稼動させていること」を前提にします。
ぶっちゃけ「困ったらDNSをインストールしてみては?」程度の項目となるため、取り急ぎ本項は飛ばして、先を急いでも構いません。
ただし、トラブった場合は「pcapしてDNSクエリに無応答だからうまく動作しない」
といったトラブルシュートを自分で行う自信があれば、の話ですが。。。
!コメント2!
上記ジョウキのコメント1はフル情報ジョウホウでした。
DNSは必須ヒッスらしいので、必須ヒッス項目コウモクとして以下イカ設定セッテイをしてください。
DNSサーバ自体ジタイナンでもいので、とりわけBINDでも問題モンダイありません。
1.Win2003のインストールメディア挿入
2.スタート→プログラム→管理ツール→サーバの構成ウィザードを選択
3.次へをクリック
4.次へをクリック
5.次へをクリック
6.次へをクリック
7.OKをクリック
8.参照をクリックしてメディアが挿入されているドライブのアーキテクチャ(i386)フォルダを指定
OKをクリック
!コメント!
何度かしつこく上記のようにメディア挿入を促す画面が表示される場合には、
上記同様にメディアが挿入されているドライブのアーキテクチャ(i386) フォルダを指定する。
9.次へをクリック
10.「前方参照ゾーン〜」を選択
次へをクリック
11.「このサーバが〜」を選択
次へをクリック
12.ゾーン名に任意のドメイン名を入力
次へをクリック
!コメント!
本構成では閉じられた環境(The Internetへ接続しない環境)なため、
CoolでChicな(!?)ドメイン名を付与してあげてください。
13.「次の名前〜」を選択
次へをクリック
14.「動的更新を許可しない」を選択
次へをクリック
15.「いいえ」を選択
次へをクリック
16.完了をクリック
17.OKをクリック
!コメント!
正式なDNSサービスではないため、必要に応じて後々設定変更するので、ひとまずOKをクリック
本構成内に登場する各機器(ESXやvCS、n1kvなど)の名前解決ができればOKという位置付けです。
18.完了をクリック
19.スタート→プログラム→管理ツール→DNSを選択
20.逆引き参照ゾーンを右クリック
新しいゾーンをクリック
21.次へをクリック
22.プライマリゾーンを選択
次へをクリック
23.ネットワークIDを入力
次へをクリック
24.次へをクリック
25.次へをクリック
26.完了をクリック
27.前方参照ゾーン→ドメイン名(luxion.biz)を右クリック
新しいホストをクリック
28.「名前」にホスト名(vcs01)を入力
「IPアドレス」にIP(192.168.11.96)を入力
「関連付けられた〜」をチェック
ホスト名の追加をクリック
29.OKをクリック
!コメント!
以降、連続して登録可能なため必要なホスト名とIPを登録していく。
直近で必要と思われるものは以下の通り。
ホストメイ     IPアドレス       備考ビコウ          
vcs01     192.168.11.96        
iscsit01     192.168.11.98                  
esx41     192.168.11.104   ServiceConsole用  
esx41       192.168.11.105     ServiceConsole2用  
esx42     192.168.11.112   ServiceConsole用  
esx42       192.168.11.113     ServiceConsole2用  
iscsit01     192.168.12.98        
esx41       192.168.12.104     VMotion用      
esx42     192.168.12.112   VMotion用    
esx41       192.168.13.104     FTLog用        
esx42       192.168.13.112     FTLog用        
今の段階で逆引き参照ゾーン=192.168.12.x や192.168.13.x Subnetも追加しておくと良いでしょう。
  
前方参照ゾーン=luxion.biz
逆引き参照ゾーン==192.168.11.x Subnet
逆引き参照ゾーン==192.168.12.x Subnet
逆引き参照ゾーン==192.168.13.x Subnet
一通り登録が完了したら、DOSコマンドプロンプト上からnslookupにて動作確認できればOKです。
C:\WINDOWS\system32>nslookup vcs01.luxion.biz
Server:  vcs01.luxion.biz
Address:  192.168.11.96
Name:    vcs01.luxion.biz
Address:  192.168.11.96
C:\WINDOWS\system32>nslookup esx41.luxion.biz
Server:  vcs01.luxion.biz
Address:  192.168.11.96
Name:    esx41.luxion.biz
Addresses:  192.168.11.104, 192.168.12.104
C:\WINDOWS\system32>nslookup esx42.luxion.biz
Server:  vcs01.luxion.biz
Address:  192.168.11.96
Name:    esx42.luxion.biz
Addresses:  192.168.11.112, 192.168.12.112
C:\WINDOWS\system32>nslookup iscsit01.luxion.biz
Server:  vcs01.luxion.biz
Address:  192.168.11.96
Name:    iscsit01.luxion.biz
Addresses:  192.168.11.98, 192.168.12.98
2-1-3.vSphereClientインストール
1.メディア挿入
2.「vSphereClient」をクリック
3.OKをクリック
4.次へをクリック
5.「使用許諾契約書に同意します」を選択
次へをクリック
6.ユーザ名と組織名を入力
DefaultではWindowsOSインストール時の使用者が表示
次へをクリック
7.「vSphere Host Update Utility 4.0をインストール」をチェック
次へをクリック
!コメント!
本検証で使用することはありませんが、通常導入時はインストールするものという理解でOKです
8.次へをクリック
9.インストールをクリック
!コメント!
ClientPCのスペックにも依存しますが、実測値で10分程度掛かりました。
10.終了をクリック
再起動を促す画面が表示されたら「はい」をクリックして、ClientPCをRebootします。
11.ここまででvSCのインストールは完了です。
2-1-4.ESXインストール
!コメント!
少々乱暴な言い方をすれば、CentOSのインストールと大差ありません。
1.メディア挿入
2.「Install ESX in graphical mode」をクリック
3.Nextをクリック
4.「I accept the terms of the license agreement」にチェック
Nextをクリック
5.「Japanese」を選択
Nextをクリック
6.Nextをクリック
!コメント!
追加ドライバをインストールしたい場合は、ここでYesを選択し「Add」をクリックする。
追加ドライバは以下のURLから入手可能
 http://downloads.vmware.com/jp/d/info/datacenter_downloads/vmware_vsphere_4/4#drivers_tools
例えば、Intel社82599や82576チップなどのドライバがDL可能。
上記チップのFarmwareをiSCSIboot用にアップデートした状態で、上記URLからVMWare社提供のドライバを
このタイミングでインストールすることにより、iSCSIbootが可能になると想定される(未確認)
7.Yesをクリック
8.Nextをクリック
9.本検証は評価版を使用するため。「Enter a serial number later」にチェック
Nextをクリック
10.「Network Adapter」から任意のNICを選択
以下、Option
「This adapter requires a VLAN ID」にチェック
「VLAN SettingsにVLAN番号を入力
!コメント!
重要項目の一つ。
ここではESXのServiceConsoleにVLANタグを付与するか否か?付与する場合はVLAN番号を何にするか?を設定する。
後々に変更しようとすると、NW接続断&対向SWの設定変更などが発生し、変更は極めて困難と想定すべき重要項目の一つ。
また、通常のLinux(CentOSなど)のようにSerialConsole経由(D-Sub9ピン接続)によるshellでのNW設定変更は不可(※)である。
仮にSerialConsole接続が成功しても、/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0などのファイルを変更するような
生易しい方法では設定できないため、設計をする上での最重要項目と考えた方が良い。
Debug用途として、SerialConsole上にdmesg関連と思われるメッセージの出力は可能だったが、
Shell(bash)によるプロンプトが表示されコマンド入力を促すような画面までは出てこなかった。
11.IPやDNS、Hostname関連の項目を設定
Nextをクリック
!コメント!
本項も比較的重要。
ポイントとしては、HostnameをFQDNにするか否かといったところ。
ちなみに本構成ではDNSサービス稼動を前提としているため、ドメイン名「.luxion.biz」を入力しています。
ホスト名だけでもESXのインストール自体には何ら問題はありませんが、検証を進めていく上ではネックになる場合があります。
12.Nextをクリック
13.Nextをクリック
14.OKをクリック
15.Asia/Tokyoを選択
Nextをクリック
16.日時を確認&設定
Nextをクリック(NTP serverは後から設定可能)
17.rootユーザのパスワードを6文字以上で入力
以下、Option
rootユーザ以外に追加のユーザを登録する場合は、Additional Accounts項のAddをクリック
!コメント!
追加ユーザ(一般ユーザ)の登録は実施しておいた方が良い。
ssh経由でログインする際、ログイン方法が簡単になるため。
Defaultの場合、sshd_config上では「PermitRootLogin no」になっていると考えてください。
このため一般ユーザでsshログイン後、「su -」にてrootになればOKです。
ただ、いずれにせよsshログインによる操作はサポート対象外なので、ご注意を。
18.Nextをクリック
インストールが開始されます
19.Nextをクリック
20.インストールメディアを抜いて、Finishをクリック
21.起動完了
!コメント!
上記の赤い文字によるメッセージは気にしないでください。
TSC: 48935816 cpu0:0)NUMA: 706: Can’t boot system as genuine NUMA. Booting with 1 fake node(s).
画面キャプチャを取る上で、VMWareServer上にて、ESX4をインストールした影響と思われる。
22.これ以降はvCenterServerから設定するため、ESX上での設定はここまで。
2-1-5.ESXiインストール
1.メディア挿入
2.「ESXi Installer」を選択(矢印キー[↑ ↓ ← →]にて選択)
Enterキーを押下
3.Enterキーを押下
4.F11キーを押下
5.Enterキーを押下
6.F11キーを押下
インストールが開始カイシされます。
7.インストールメディアを抜いて、Enterキーを押下
8.NW関連設定などを実施する
F2キーを押下
9.Configure Passwordを選択
Enterキーを押下
10.root用のパスワードを入力
Enterキーを押下
11.Configure Management Netwrokを選択
Enterキーを押下
12.NW関連設定
!コメント!
ESXiの場合はESXiのConsole画面にて、いつでも設定変更が可能なためESXほどシビアではない。
12-1.VLAN (optional)を選択
Enterキーを押下
12-2.VLAN IDを入力
Enterキーを押下
12-3.IP configurationを選択
Enterキーをクリック
12-4.Set static IP address and network configurationを選択しスペースキーを押下
IP,mask,DefaultGWを入力
最後にEnterキーを押下
13.DNS Configurationを選択
Enterキーを押下
14.PrimaryDNSサーバのアドレスを入力
Hostnameを入力
Enterキーを押下
 !コメント!
  Alternate DNS ServerはOptionなため空欄でOK
15.ESCキーを押下
16.Yキーを押下
17.Escキーを押下
18.最初の画面に戻って設定完了
19.これ以降はvCenterServerから設定するため、ESXi上での設定はここまで。